2006年06月05日

山岳トレーニング第3弾 − 後山

まいど!

  日曜、朝3時半から出動。目指すは岡山最高峰の後山(うしろやま、1345m)
途中、コンビにで「六甲のおいしい水」2Lとおにぎりを買い込む。車で2時間で
たどりつくが、登山口を探してウロウロ。やっと見つけ出すもの上り口には
「くまに注意!」の看板が。この山一帯はツキノワグマの生息地らしい。

kuma






  実は土曜日からの徹夜明けでコンディションはよくない。30分ほどフラフラ
歩いているといつのまにか登山道からそれていた。それでも何とかケモノ道ほどの
ルートがあったので「まあええか。頂上にいけるやろー」とタカをくくっていた。
しかしそれが間違いの元。ヤブコギ状態。木の根や枝をもって登らなければ
ならない状態が暫く続き、次第に四つんばいにならないと登れないところまで
陥った。さすがに「これはやばい、引き返さな」と思うも完全に迷子。人は山の中
で迷うと心理的についつい下へ下へと下りてしまう。デブも沢の方に向かって
しまった。お尻をつきながらずるずる下っていると大きな岩場やガケにたどり
ついてしまった。万事休す。お尻をつかないと下りれないような急斜面だから
登るのも一苦労。下りでは何度も足を滑らし、尻餅もついた。一歩間違えば
急斜面をまっさかさま。

woods






  腰をおろし休憩中何度も後悔した。「もっと早く引き返せばよかった。」
「なんで携帯を持ってこなかったのだろう!」携帯は圏外表示だったので車に
置いてきていたのだ。ライターもない。「タバコを持ってくればよかったなあ」
野宿となれば「火も熾せない!」食料もおにぎり大一個だけ。水も少し。
後悔の念ばかり先立ち、気分も弱気になる。遭難の2文字が頭をよぎる。
「熊が出てきたらどないしよー」

kumahun







(熊の糞か?!)

  ネガティブな考えを振り払い、「よし、上へ上へ行こう!」上に登れば必ず
頂上に達する。稜線にたどり着けば、登山道もあるだろうし、登山者もいる
だろう。それからは一心不乱に登りだした。しかしここで次なる問題。下品なこと
だが大便をもよおして、登るのに集中できない。「しゃあない、やってしまうか」
これがなんと爽快!後山には大変失礼だが、自然の中で、用をたすのはなんと
気持ちのいい事か!^^ してしまうと身も心も軽くなり、登る力も心なしか
でてきた。そのまま2時間ほど彷徨っていると、8合目付近の登山道にたどり着く。
おもわず「ヤッター!」と声がでる。今回の登山のハイライト。頂上にたどり
着いた時よりうれしかった。

peak
view






(後山は兵庫側からは板馬見山と呼ばれる) (後山頂上から望む)

  後山山頂にたどりつき他の中高年登山者たちと束の間談笑。サバイバルを
制したからなのか欲が出てきた。駒ノ尾山(1258m)まで「縦走しようかなあ」
との野望が頭をもたげる。残りの水は少ない。折角ここまで来たのだからと、
縦走を決意。しかし、これはきつかった!最後の水を頂上手前で飲み干す。
そして、駒ノ尾山頂上に!ここは見晴らしもよかった。どの山もそうだが、
頂上はなんとも気持ちいい。

traverse
peak2






(駒ノ尾山への縦走路)


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この記事へのコメント

1. Posted by 倉田莉名   2006年09月09日 01:23
この日記、この前お話してくれたのだね!
ほんとに無事生還できてよかったです。
『火事場の底力』じゃないけど、人間、崖っぷちに立つと発想の転換ができるのですね。
何はともあれ、お疲れ様でした。
2. Posted by デブ   2006年09月16日 16:52
倉田さん!

  そうそう、文字通り「崖っぷち」に立って、ハッと気づきました。^^

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